会社の倉庫にVY20G/W4というCore2DuoT7200でメモリ1GBなPCが余っていたので、フリーダドレス用のPCが足りない時用や実験用に仕立てています。
どんなディストリビューションがいいかなと考えながら、まずはHDDにKnoppix7.6.1やKona Linux2.3と3.0、Linux Bean14.04をインストールしてみたのですが、実用的な挙動なのはKona Linux2.3くらいでした。
Linux Bean14.04がいいなと思っているのですが、インストール途中で止まってしまいました。
会社で仕事の合間でのテストだったので、起動オプションをいろいろ試せていませんが。
しかし、残念だったのはKona Linux3.0が、インストールは正常にできたのに起動がモタモタしててまったく実用的ではなかったことでした。
もしかすると最新版にもかかわらず、Knoppix7.6.1がもっとも安定していたような気もします。
そこでふと考えたのがデスクトップはやめてシンクライアント化するという活用手段です。
最初はTiny Core Linuxでやろうかと思ったのですが、ちょっと面倒なのが、自分以外の人に使わせるのが困難になりそうということ。
そこでたまたまOSC2016Tokyo/fallの出展者の資料を読んでいて見つけたのがOpencoconというディストリビューションです。
ちょうどOSCを見学に行くつもりだったので、作者の方にお会いしてきたのですが、説明を受けながら目の前で接続のデモを見せていただき、とても簡単だということが一発で理解できました。
そして、早速会社で試したところ、Windows7Proのリモートデスクトップを活用してアクセスするととても簡単。見て覚えたおかげもあり、まったく解説を読まずに接続できました。
Opencocon、簡単にシンクライアントのシステムを作るのにオススメできそうです。