LooxS73AにてTinyCoreLinuxをUSBメモリにインストールして使用するようになってだいぶ慣れてきました。
それでもオンボード256MBのうち、正味240MBしか使えないのはきついです。
あれこれ模索して内蔵WiFiアダプタを使うほうが手間がないという結論にいたり、やはりCorePlusを使いたいところ。
しかし、CorePlus7.2をデフォルトのままで使用すると起動するだけで180MBくらいは食ってしまいます。
カーネル4系は圧縮したサイズでも80MBあり、例えば2.4なら16MBということなのでざっと5倍なわけです。
起動するだけでインストールされるファイルが結構あるのですね。
これは辛い。
そこで、必要なものだけにしぼって移動するようにonBootメニューを編集してみました。
一つ一つのファイルの意味は全くわかっていないので、無線LANを使わないバージョンのTinyCoreのonBootメニューを参考にしました。
それで起動時130MBくらいまで絞れました。
Windowマネージャーもいくつも入っていますが、OpenBoxなどはやはりちょっと重いようで起動時で160MBくらい消費します。
ここはデフォルトのWindowマネージャーでよいことにします。
ネットでGoogleを使って検索するのならアプリで日本語入力できる必要はないみたい。
日本語のフォントを導入して日本語ローカライズの設定のみすれば、ブラウジングは日本語で可能です。
FireFoxは非力すぎるマシンでは無理。
Operaを常用することにしました。
これでインターネットで検索などをする程度であれば実用的な環境になります。
ちなみに、同じような内容でさらにスリムに運用するのであればWiFiアダプタは使用せずに、有線LAN + ホテルルータの子機モードないし、メディアコンバータというちょっとごつい構成にすれば可能です。
私の試した環境では、起動時80MBくらい、インターネット時160MBくらいで運用出来ました。
この場合、Opera9は単独では日本語表示ができなかったのですが、起動するだけで60MBくらい消費するPCmanFMを同時に起動しておくと解決しました。
CorePlusではこのようなことはありませんから足りないファイルが何だったのか特定できれば、もっとメモリに余裕のある運用もできるのだと思いますが、追求はしてません。
最新版では240MBのメモリがあっても以上のような苦労をしてしまいました。
よりメモリの少ないPCで利用するのであれば、カーネルの古いバージョンを使用しているものを使ったほうが良いと思っています。
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