筆者がインストールして愛用しているのは現在ubuntu14.04で、書籍に付録でついていたDVDからインストールしたものだった。
現在、Linux用にしようしているマシンは、Toshiba dynabook R930という海外向けのシリーズでUS規格の英語キーボード、DVDマルチドライブなし。
国内向けだったらR732とほぼ同世代のスペックである。
CPUはi5 2.6GHzで2コア4スレッドで稼働するもので、Linuxでは4コアとして認識されている。
メモリは1GBに8GBを増設して、合計9GB積んでいる。
動作そのものは快適である。
しかし、インストール直後、気がついたのがディスプレイがいつでも最高輝度の全開で、調整しようにもFnキーが効かないことだった。
正確には、輝度調整バーは動いているようなのに、実際にはノートパソコンのディスプレイの明るさが変化しないという状態。
ネットで調べてみると、まず目についた設定例が、再起動しても同じ輝度で保持するという設定で、筆者は用途に合わせて調整できるようにしたかったのでマッチしなかった。
それでも検索を繰り返していくと、やり方が分かった。
ターミナルから、
$ sudo vim /etc/default/grub
と打って、すぐあたりにある項目
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=""
の””の間に、acpi_osi=Linux acpi_backlight=vendorと追加して、以下のようにして保存。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="acpi_osi=Linux acpi_backlight=vendor"
その後で、
$ sudo update-grub
と打って、更新して再起動すると、ちゃんとFnキーと所定のキーで輝度調整ができるようになった。
この設定はubuntu 12.10から16.04まで使えるらしい。
実はこの設定をする時、vimの使い方そのものを知らなかったので項目が編集できないことで少し苦労したのだが、その思い出話はまたの機会に。
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