ディストリビューションだけでも無数にあり、それぞれに個性があるというのだから、いろいろ触ってお気に入りを探したくなる。
操作自体、知らないと先に進まないポイントがあって、ひとつひとつ解決するのも楽しい。
何より、コマンドでポチポチして操作するということ自体、ちょっと本格的にパソコンに触れた気がして楽しいのだ。
そして、セキュリティソフトがなくてもウィルスが勝手に動作しにくい作りであるというのも嬉しい。
linuxではセキュリティソフトが不要と言われる理由は、
「ウィルスやマルウェアは、必要なアクセス権を与えない限り、悪さができないから」
たとえば、ubuntuではアプリのインストールの際にコマンドの都度パスワードを求められることもしばしばだが、そのおかげでユーザーが知らないうちに悪さしようとするウィルスが働きにくいという理解でよいようだ。
この理屈を知ったことで、$ sudo visudoで設定すればコマンドの度にパスワードを入れないで済ませる設定さえもできるが、それはセキュリティを著しく脆くさせてしまうことなのだと理解できた。
以下、ITmediaの過去記事の抜粋
Linuxにおけるファイルパーミッションとは、各ファイルに対する、読み取り、書き込み、実行という3つの権利を規定するもので、こうした設定はシステム全体に適用される。またファイルパーミッションについては、root権限を有す特別なユーザー、サインイン中の各ユーザー、その他すべてのユーザー(world)という3種類のユーザーレベルも関与してくる。そして通常、システム全体に影響を与えるようなソフトウェアは、root権限がなければ実行することができないのである。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0703/02/news010.html
いかにもLinuxのエキスパートらしい皮肉も混じった文章で好き嫌いも分かれそうだが、元の文章も読み応えがある。
それでも心配になったら有料、無料のアンチウィルスソフトもあるので導入を検討しよう。
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